使わなくなったオフィスチェアを処分を検討していると、どんなふうに処分をすればいいのか、さすがに大きいものだけに悩んでしまいますね。自治体が回収している粗大ゴミの扱いで出せるかどうかも、気がかりになるものです。
この記事は、不要になったオフィスチェアの処分が改訂用でも事業所用でも粗大ゴミで回収可能かどうか掲載しています。また処分や回収方法についてそれぞれ詳しく説明しているので参考にしてみてください。
目次
- オフィスチェアは粗大ゴミで出せる?
- オフィスチェアの処分方法
- 家庭でオフィスチェアが使われていた場合
- 事業所でオフィスチェアが使われていた場合
- 廃棄物処理場に持ち込む
- 一般廃棄物処理業者に依頼する
- 使えそうなオフィスチェアなら買取を
- 製造から3~5年のオフィスチェアは買取の可能性が高い
- オフィスチェアを回収・処分してもらう時の費用を比較
- 自治体の回収(家庭用の場合)
- 廃棄物処理場での回収(事業所の場合)
- 不用品回収業者の回収
- 不用品回収業者に依頼するメリット
- まとめ
オフィスチェアは粗大ゴミで出せる?
もう使わなくなったオフィスチェアは、布団やボックスなどのように自治体の回収を利用することができます。ただし、条件があり家庭で使用していたものだけです。
- 家庭で使用すれば粗大ゴミとして出せる
- 事業所で使用すれば粗大ゴミではなく廃棄物となる
事業所で使っていたものは、廃棄物処理法で定められているように廃棄物として扱われるようになります。
オフィスチェアの処分方法
不要になったオフィスチェアを捨てたいと思う時、使用していた目的が家庭用か事業所用かによって対応が違ってきます。
家庭でオフィスチェアが使われていた場合
オフィスチェアを家庭で使っていたものであれば、粗大ゴミで処分できます。まず、自治体に回収の依頼をしましょう。市役所の窓口を始め・電話・ネットでも応じている所もあります。
この際に、オフィスチェアの回収手数料の金額や支払い方法も確認もしておきましょう。この規定は、自治体ごとに異なるのでまずは、居住地で問い合わせをしてみましょう。ゴミカレンダーに粗大ゴミについて、簡易に記載されているところもあります。
事業所でオフィスチェアが使われていた場合
一方、事業所で使われていたオフィスチェアの場合には粗大ゴミとして扱うことができません。
廃棄物処理場に持ち込む
事業所は、廃棄物を適正に処理することが法律で定められています。そのためには、廃棄物となったオフィスチェアを廃棄物処理場へ持ち込む必要があります。
一般廃棄物処理業者に依頼する
また、自分で持ち込むのではなく、自治体からの許可を取得している一般廃棄物処理業者に依頼することもできます。
使えそうなオフィスチェアなら買取を
オフィスチェアの状態が新しくきれいであれば、買い取ってもらえる可能性も充分あります。オフィスチェアの処分は、単独ではなく複数個まとめて行うことも珍しくないでしょう。また、他のデスクやキャビネットなどのオフィス用品と一緒に処分を行うこともあるので、少しでも費用を抑えるために買取を活用してみませんか?
製造から3~5年のオフィスチェアは買取の可能性が高い
処分したいオフィスチェアが製造から3~5年で使用感がほとんどないなら、買い取ってもらえる可能性が高くなります。客観的に見ても、きれいな状態のものであればリサイクルショップで見積もりを取ってみましょう。見積もりは無料で、出張査定に来てくれるところがあるので手間もかかりません。リサイクルショップへ、とりあえずは電話で相談をしてみることから始めてみましょう。
オフィスチェアを回収・処分してもらう時の費用を比較
不要になったオフィスチェアを回収・処分してもらいたい時に、どれだけの費用がかかるのか気がかりになるものです。
自治体の回収(家庭用の場合)
家庭で使っていたオフィスチェアなら、自治体ごとに異なりますが粗大ゴミとして処分する手数料がかかります。
処理場に持ち込む場合には、重量で料金が加算される仕組みです。なかなかオフィスチェアのサイズになると軽トラックかワンボックスカータイプでないと、車に載せにくい点はあります。
一方、戸別に回収してもらう場合には、回収する際に最低料金が決められているので、早いうちにお住まいの地域の清掃事務所へ申し込みをしてください。自治体により違いがありますが、概ね最低料金は2,000円程度が相場です。
有料回収ですが、建物の中からの搬出までを行って収集車への積み込みが可能な状態にしておかなくてはならないところもあるので、確認をしておきましょう。
他にも、居住地で異なりますが家の前に粗大ゴミを出す対応をしてもらえるところもあります。
- 収集の予約
- 粗大ゴミの券を購入
- 粗大ゴミ(この場合にはオフィスチェア)に券を貼付
- 収集日に出す
廃棄物処理場での回収(事業所の場合)
廃棄物処理場で処分すると、重量で費用が算定されるのですが55円/1㎏が相場です。ただ、オフィスチェアの材質や大きさにも左右されるので、正確な料金となるとその場でしかわからない点があります。
不用品回収業者の回収
都合のいい時に予約をしておけば出向いてくれるので、利便性が良いのが不用品回収のメリットですね。オフィスチェアにも、丸椅子から大型のものまでいろんな種類が含まれます。相場が気になる時は、以下の表を参考にしてみてください。
オフィスチェアの種類 | 回収費用 |
丸椅子 | 500円 |
プラスチック椅子 | 700円 |
木製椅子 | 700円 |
オフィスチェア小型 | 1,500円 |
オフィスチェア中型 | 2,000円 |
オフィスチェア大型 | 3,000円 |
一般的なオフィスチェアの回収料金は、物にも寄りますが1,500円から3,000円が相場と言うのが分かります。不用品回収業者では、買取も同時に行っているところもあるので、料金の一部に充てることもできます。
不用品回収業者に依頼するメリット
事業所がオフィスチェアも廃棄物として適正に処分するとなると、持ち込みか廃棄物処理業者への依頼が必要です。事業所でオフィスチェアを廃棄物として持込するよりも、不用品回収業者に依頼すれば簡単に処分を済ませられるメリットがあります。
また、オフィス用品ですので一脚だけの処分は考えにくいので、オフィスチェアをまとめて処分できるのも安心です。オフィスチェアがまとまった数になると、建物の外まで搬出が必要になると手間もかかります。その点、不用品回収業者なら、オフィスチェアを運び出すのが困難という場合でも、置き場所を案内すれば済むのでとても便利です。
まとめ
事業者が使っていた不要なオフィスチェアを処分したい時には、家庭用と違い数が多くなる可能性が高いので、まず、買取ができそうかどうかを確かめてみるのがおすすめです。
買取不可か使用感があり古い印象があるなら、その際に廃棄物として処分するか、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。費用の負担はありますが、手間をかけずに一気に処分を済ませたい時には、不用品回収業者の活用を検討してみましょう。