プリンターは消耗品でもあり、5年程度が寿命と言われています。壊れたプリンターを修理するよりも買い換えをする方が、経済的です。何らかの事情で壊れたプリンターを処分しなければならない時、捨て方に悩むこともあるでしょう。
この記事を読んでもらうと、壊れたプリンターの処分方法が分かります。処分方法ごとの費用相場や捨てる際の注意点もご紹介して行きましょう。
なかなか捨てられなかったプリンターをこの機会に正しい方法で処分をしませんか?
壊れたプリンターの処分方法
壊れたプリンターの処分方法は、全部で6つあります。処分の早さ、手間を確認した上でご自身にぴったりな方法を見つけて行きましょう。
不燃ごみで捨てる
プリンターでもコンパクトなものが出回るようになりました。自治体によっては、不燃ごみとして回収しているところもあります。ただ、自治体によって不燃ごみで受け付けられるプリンターのサイズが決められているので分別を確認しておきましょう。
- 費用 不燃ごみの専用袋代だけで済む
粗大ごみで捨てる
自治体次第で粗大ごみの定義が変わりますが、概ね一辺の長さが30~50㎝を超えると粗大ごみとして回収可能です。
プリンターを粗大ごみで出す流れ
- 粗大ごみ回収の予約をする(収集日と手数料の案内をメモする)
- 自治体の指定場所で有料粗大ごみ処理券を購入する
- 粗大ごみ処理券をプリンターに貼り指定場所に出す
よほど大型でない限り、プリンターは自力で運びやすいでしょう。
- 手数料相場 300~1,000円
小型家電リサイクルで出す
もし自治体で小型家電リサイクルの対象品目として、プリンターの回収に対応していれば廃棄ではなくリサイクルができます。
小型家電リサイクルでの回収方法は、いくつかあります。
- 公共施設や家電量販店などに設置されている回収ボックスに入れる
- 資源ごみ集積所の回収コンテナに入れる
- イベント時だけに回収していることもある
回収ボックス以外の方法だと、いつでもプリンターを投かんできるわけはありません。処分まで時間がかかってしまうことも充分考えられます。
- 注意 プリンターは回収ボックスに入るものしか利用できません
家電量販店の回収に出す
壊れたプリンターの処分は、買い換えの時期と重なる場合もあるでしょう。家電量販店では、プリンターの回収に対応しています。
下取りに関しては一部の販売店しか実施していません。小型家電リサイクル法に基づいた回収を行っているので、安心して利用できるのが魅力です。
各家電量販店のプリンターの有料回収と費用
家電量販店 | 費用 |
ヤマダ電機 | 1,100円(税込) |
ケーズデンキ | 1,100円(税込) |
ビックカメラ | 下取り可能 無料下取り |
エディオン | 550円(税込) |
- 買い換えを計画している方におすすめ
フリマアプリに出品する
壊れたプリンターでも、ジャンク品としてフリマアプリに出品する方法もあります。壊れていても修理の技術を持っている方なら、お得に入手できることもあり結構取引が成り立っています。また、部品を利用する目的の方にも売却可能です。
- 上手く行けばお得に処分できる
不用品回収業者に回収してもらう
壊れたプリンターを早急に処分したい時や手間をかけたくない時には、不用品回収が便利です。
不用品回収業者なら、都合に合わせて出張してくれます。粗大ごみの申し込みをするにも、収集日に出しづらい方もいらっしゃるでしょうが、不用品回収業者ならその心配も要りません。
他の処分方法に比べると、手間がかからず迅速な処分ができるため費用が割高になってしまいますが、他の不用品の処分もまとめると費用を抑えることもできます。
- 壊れたプリンターの回収費用相場 1,000~5,000円(基本料金の有無を確認すること)
業者を選ぶ際には、適正な価格で営業しているかどうかを見極めなくてはなりません。注意点をご紹介しておきますので、目を通しておくと優良な業者を見つけやすくなります。
- 無料回収の業者に依頼しない
- 巡回しているトラックの業者に依頼しない
- 複数の業者で見積もりを取る
- 不用品回収業者の許可を受けて営業しているかを確認する
- 口コミや実績を確認する
壊れたプリンターの処分時の注意点
プリンターを処分する時、壊れているからといってもそのまま捨てるとリスクがあったり適正な捨て方では無かったりすることがあるので注意をしておきましょう。
HDDのあるプリンターはデータ消去を行う
家庭用のプリンターは、HDDを搭載しているものはほぼないと考えられます。そのため、データがプリンター本体に残る心配はありません。
もし、不安があるようであれば手持ちのプリンターにHDDを搭載しているのかを説明書やメーカーサイトで確かめておきましょう。
USBメモリやSDカードを外す
壊れたプリンターでも、USBメモリやSDカードなどの記録媒体を使って出力する場合、記録媒体が挿入されたままになっていることがあります。そのまま捨ててしまうと、悪意のある人の手に渡る可能性もゼロではありません。
記録媒体を取り外したかどうかを確認しておきましょう。
スキャナーやコピーに使った原本を置き忘れることもよくあります。処分前に、何も挟まれていない状態かどうかも確かめておいてください。
インクカートリッジを外してリサイクル回収に出す
壊れたプリンターであっても、インクカートリッジはそのままプリンターに装着した状態では捨てられません。純正のインクカートリッジなら、家電量販店や郵便局、自治体に設置されている回収ボックスに入れることで処分できます。
インクカートリッジ 里帰りプロジェクトは、郵便局や自治体などの回収場所を探せるので活用してみてください。
互換性インクカートリッジは、自治体の不燃ごみで回収してもらえます。自治体によっては、可燃ごみとしているところもあるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
また、互換インクのメーカーで、たとえば20本以上互換インクがある場合には、無料回収が可能なところもあります。プリンターが壊れたことで、新品のインクカートリッジが使えなくなった時には、フリマアプリで出品する方法もあります。
壊れたプリンターの処分なら福岡エコサービスにお任せ
壊れたプリンターの処分を粗大ごみのように予約をしなくても楽に処分したい時、他の不用品をまとめて処分したい時には、不用品回収の福岡エコサービスへお気軽にお問い合わせください。
最短なら当日回収も可能です。プリンターの他にも処分しづらい大型家具や家電などがあれば、定額プランでコストを抑えた回収をご提案させていただきます。
- 粗大ごみの回収日まで待てない
- プリンターの他にも周辺機器を処分したい
- 引越し前で不用品がいろいろあり、まとめて処分したい
- インクカートリッジが残っていても一緒に回収できる
このようなご要望がありましたら、当社へ電話・メール・LINEでお気軽にご連絡ください。お見積りは無料で行えます。
まとめ
壊れたプリンターの処分は、お伝えした方法で解決できます。プリンターの大きさ、買い換えのタイミングの有無など環境に応じて適切な方法で処分を進めて行きましょう。
プリンターの処分は、注意点を知り正しく行うようにしてください。不用品が他にもあり早く処分をしなければならない時には、不用品回収の選択肢がおすすめです。信頼できる業者選びをした上で、依頼をするようにしましょう。