「家の片付けができなくて困っている」「整理してもまたすぐに雑然としてしまう」といった片付けに関する悩みを持っていませんか?そんな時には、片付け代行を依頼することで、短期間でプロの技術を駆使した収納を行ってくれます。まさに、片付けができなくて困っている方にとっては、救世主だと言えるでしょう。片付けで出て来た不用品の処分まで依頼できるかどうかも、気になる点です。
今回は、片付け代行サービスの内容・具体的にどんな業者に依頼するのが相応しいのかについてお伝えしていきます。
片付け代行とは?
片付け代行というサービスがあるのをご存知ですか?多忙で片付ける時間が無い、片付けや整理整頓が苦手などの悩みを抱えている方にとっては、片付けを代行してくれるので救世主のような存在です。整理収納に関する資格保有者が、個々の片付けの悩みを聞き取りきめ細かく対応してくれます。
片付け代行のサービス内容
片付け代行のサービス内容は、具体的には3つに分けられます。
要るもの・要らないものの仕分け
片付けが上手く行かない理由の一つに、要不要で仕分けが時間がかかったり途中で続かなかったりすることがあげられます。片付け代行は、依頼者の希望を聞きながら要不要にスピーディーに仕分けしてくれるため、時間の短縮にも役立ってくれるでしょう。
片付けを進めたいけれど、もともとどうしても物を捨てられないという方もいます。
- 「思い入れのあるものだから、捨てたくない」
- 「いつか使うかもしれないから、とっておきたい」
物を大事にする気持ちは大事なことですが、それによって暮らしに支障が出るようであれば、処分もある程度割り切って進める状態に来ているわけです。自分だけで捨てるか捨てないかの判断は、なかなかできづらいものですがプロの視点で見てもらうと、納得しやすいケースもあります。
仕分け後の収納
要不要の仕分けが済んだら、物の収納を進めていきます。仕分けは出来ても、整理整頓が上手く行かないという方も圧倒的に多いのですが、苦手なところもプロの技術で、取り扱いしやすく分かりやすいように収納を行ってくれるのです。収納は、きれいに物を仕舞うだけではありません。導線を意識した配置や依頼者の生活環境に合わせた整理を徹底してくれるところも魅力と言えるでしょう。
リバウンドしないための片づけ方のアドバイス
自分で片付けをした後に、経験している方も多いでしょうが部屋はいつの間にかリバウンドして乱れて来てしまうものです。そこを見越して、片付け代行のスタッフは、片付け方のアドバイスをしてくれるので、散らかりにくい部屋を目指せるようになります。特に、部屋が狭い場合や収納スペースが少ない場合でも、できる限り収納をしやすくできるように、プロのアドバイスをしてもらえるので、スペースの問題で諦めずに済みます。
片付け代行はどんな業者に依頼するの?
実際に、片付け代行を依頼するには、どんな業者に依頼すればよいでしょうか?家の中、しかも、クローゼットや収納場所まですべて見られるわけですから、抵抗感がある方もいらっしゃるでしょう。
家事代行サービス
共働き世帯の増加に伴い、家事代行サービスのニーズも高まっており、様々な業者が参入しています。有名な業者の一例は、以下の通りです。
- タスカジ
- ダスキンメリーメイドサービス
- カジタク
- ニチイライフ
- ベアーズ
家事全般に対応していて、片付けもその中に含まれています。料金は、業者によってまちまちですが、1時間当たりの相場は6,000円で平均的な時間は3~4時間です。
業者によって、整理収納関連の資格保有者・自社の研修合格者などスタッフにも特徴が違います。片付けから収納を行ってもらう希望や意向に合わせて、費用を比較した上で検討して行きましょう。自宅へスタッフを入れる抵抗感ができるだけ払拭できるように、マナーや配慮をわきまえているスタッフが訪問するという安心感もあるのが、こちらの業者です。
便利屋
家の中や外でのお困りごとに何でも対応してくれる便利屋も、片付け代行にも対応しているところもあります。ただ、片付けに関する専門的な資格保有者がスタッフを望むのであれば、家事代行サービスの方が無難だと言えるでしょう。何となく、便利屋というと男性のスタッフのイメージが先行します。もし、関心がある業者を見つけた場合、女性スタッフの有無も確認するのも良いでしょう。
生前整理や遺品整理業者
生前整理や遺品整理に対応している業者も、業務内容からしても片付け代行の作業を担っています。遺品整理業者には、遺品整理士という資格保有者が在籍しているので、優れたサービスの提供や遺族への配慮・故人への尊厳を持った対応を可能としています。親や配偶者を亡くした後の遺品整理に困っている場合には、最適です。
不用品回収業者
不用品回収業者も、要不要の仕分けに応じてくれます。ただ、家事代行サービスと違い、収納に関しての業務に特化しているわけではないので、不用品の処分を迅速に進めたい方に向いています。家事代行サービスが提供するのは、要不要で物を仕分けは当然サービス内容になっているのですが、不用品の処分は含まれていませんので注意をしておきましょう。一方、不用品回収業者は、収納や整理整頓は業務外ですが、不用品や粗大ゴミの処分は安心して任せられる特徴があります。
片付け代行サービスを利用するのがおすすめのケース
- 来客の予定があるのに散らかっているので何とかしたい
- 引越しの荷造りや荷解きが間に合わない
- 片付けたいけれど時間が無い
片付け代行サービスを利用するのがおすすめなのは、上記のような方です。片付けだけではなく、掃除や洗濯などの家事も同時に依頼できるので、子育てや介護、仕事で普段の片付けまで手が回らないという方にも向いていると言えます。
- もっと整理収納を便利で暮らしやすくしたい
- 理想の収納を手に入れたい
さらに、今よりもワンランク上の片付けを行って暮らしやすさを求めるなら、整理収納アドバイザーという資格を持つプロが片付けてくれる業者を探すのがおすすめです。こうしたプロは、丁寧なカウンセリングを綿密に行い、依頼者とともに片付けを進めて行ってくれます。
まとめ
片付け代行業者に依頼をすると、散らかっていた部屋がすっきりとなり生活しやすくなるのはとても大きなメリットです。サービス内容・費用・有資格者の有無などでお好みの業者を探せば、雑然としていた家を効率よく片付けてもらえるのが何といっても魅力でしょう。片付け代行と不用品回収では、「片付く」という観点では一見似ているようですがサービス内容には違いもあることが分かっていただけたでしょうか?片付け代行を利用された方が、その後、不用品を処分をしたいと思われ利用していただくケースもあります。不用品を分別したものの、処分がなかなか進まない方は、ぜひお気軽にご連絡ください。