いつも物があちこちにあり部屋を片付けられない人は、どんな特徴や行動をしているからでしょうか?「片付けようとしても上手く行かない」「物を捨てるのはもったいない」などと片付けられないで、いつも部屋が雑然としている人は意外と多いものです。
この記事は、片付けられない悩みを持つ人の特徴、被るデメリット、片付けしやすくなるためのコツを詳しく伝えていきます。
目次
- 部屋を片付けられない人の7つの特徴
- もったいない精神がある
- 使ったものを元に戻さないまま
- そもそも部屋が汚いと思っていない
- 忙しくて後回しにしてしまう
- 片づけが苦手な家族がいる
- 浪費癖がある
- 面倒くさがりである
- 部屋を片付けられないだけでデメリットだらけに!
- 心身に影響が出る可能性がある
- お金が貯まらない
- 物が見つからず時間の無駄・ミスが多くなる
- 部屋を片付けられない人でもできる!片付けの6つのコツ
- 「使うものか」「使わないものか」をまず分ける
- 1つ買ったら1つ捨てる
- 1日に一つでも捨てる習慣をつける
- 片付ける動作をできるだけ少なくする
- 導線上に収納場所を作る
- 不用品回収業者のサポートを受けてみる
- 片付いた部屋には幸せが舞い込む
- まとめ
部屋を片付けられない人の7つの特徴
部屋が片付けられない人には、特徴や考え方の癖があります。もし、片付けられなくてどうして良いのか悩んでいるなら、以下の点を見て当てはまっているところがないか無いか確認してみましょう。
もったいない精神がある
お菓子の箱や紙袋など何でも取っておく人がいます。物を大事にするのは悪いことではないものの、もったいない精神がありすぎると部屋に物が増えすぎてしまう、片付けられなくなってしまうのも当然です。
「新品なのに捨てるのはもったいない」
「もらいものだから捨てるのはもったいない」
「値の張ったものだからすてるのはもったいない」
など言い分はあるにしても、使わないのであればいつまで経ってもスペースを占めるだけの物になってしまいます。
使ったものを元に戻さないまま
普段使うものを元に戻さない癖があると、瞬く間に部屋は片付かないままになってしまいます。物には、それぞれの決まった「住所」があると考えると、指定の位置に戻すと次回必要な時にすぐに見つけ出せます。
元に戻さないままだと、自分だけではなく家族も探すのに時間も手間もかかってしまった経験ありませんか?
そもそも部屋が汚いと思っていない
散らかり放題の部屋に住んでいると、部屋の汚なさに自覚しなくなります。これが当たり前の暮らしだと慣れっこになってしまうからです。
物が溢れるように置かれている方が良いと、片付けられない人は思い込んでいます。逆に、そんな人が友人の整然とした部屋に行くと、「物がないのが寂しそう、貧しそう」とさえ感じるようです。物がたくさんある方が、幸せで豊かだという感覚を持っているので「部屋が汚い」とは思わなくなってしまいます。
忙しくて後回しにしてしまう
家事や仕事、子育てや介護など毎日があっという間に過ぎてしまう人だと、片付ける行為をついつい後回しにしてしまいがちです。先延ばしにする思考の癖が定着すると、さらに物は雪だるま式に増えてしまいます。結局、片付けなければと切羽詰まった時には、もう汚部屋(おべや)となり、どこから片付けたら良いのか途方に暮れることもあります。
片づけが苦手な家族がいる
自分は、整然と片付けをしていると思っていても、片付けが苦手と敬遠しがちな家族がいると部屋が片付けられなくなってしまうのです。「夫が上着を置いたままにする」
「子供がノートをどこでも放り投げたまま」
といった行動をしていると一生懸命、片付けをしても追いつかずに部屋がいつも散らかってしまいます。
家族全員が整理や収納が上手だという家庭の方が、稀なようです。片付けの程度がどれくらいなら満足するのかというレベルは、家々で違ってきます。ただ、片付いてないことで誰かが不便さや不快さを感じるようになれば、良くありません。こうなると、家族の中に片付けが苦手な人が居ても片付けやすい工夫を行う必要があるでしょう。
浪費癖がある
「セールだったから」
「ブランドものが欲しかったから」
などとついつい買い物をしてストレスを発散してしまうことがありませんか?度を過ぎるほどに買い物に固執してしまう傾向があれば、浪費癖を疑ってみましょう。
買ったのに着ない洋服がある、使わないものがあるのであれば、買い物という行為でストレスを発散しているのかもしれません。浪費癖があると、不要なものばかり増える一方です。
面倒くさがりである
「使ったハサミを元に戻さない」
「洋服は脱いだら畳みもしない」
という習慣が成長過程でも身に付かなかったという人もいます。また、自分がしなくても親だったり妻だったり代わりにしてくれる環境で暮らしていると、面倒くさがりの人はさらに自分がしなくても済むものです。さらに、自発的に片付ける習慣がつかなくなってしまいます。
部屋を片付けられないだけでデメリットだらけに!
部屋を片付けられないことで、どんなデメリットがあるのかが分かると、片付けなくてはいけないことが実感できるかもしれません。
心身に影響が出る可能性がある
部屋が片付けられないと掃除が行き届かなくなってしまい、カビやホコリ、害虫の被害を受ける可能性もあります。
身体だけではなく、精神的にも常に物を探したり、ストレスを多く感じたりするため精神的にも落ち着かずにイライラしてしまうことにもなり兼ねません。
お金が貯まらない
部屋が片付けられないと、自分が持っている物なのに見つけ出せないために、また買ってしまうことになります。物を捨てることもできず、すぐに買ってしまうと当然お金はたまりません。
無駄な出費が増えてしまうと、貯蓄に回すためのお金まで捻出できなくなります。お金が貯まらないのは、物の管理ができない部屋に住んでいるからなのです。
物が見つからず時間の無駄・ミスが多くなる
物を見つけ出せない人は、部屋の中に物の定位置を決めていません。
「洋服を探しているけど見つからない」
「ソックスがどこかへ行ってしまった」
などと毎日、必要なものが見つけられないと時間を無駄にしてしまいます。
1日5分、物を探す時間がかかったとしても、年間にすれば30時間も探し物に費やしていることになるのに気づいているでしょうか?常に探し物をする毎日を繰り返すことで、余計なミスも起こしやすくなってしまうのも困りものです。
部屋を片付けられない人でもできる!片付けの6つのコツ
部屋を片付けるのがどうも億劫で下手だと自覚している人でも、片付けしやすくするにはコツを知っておけば低股間を少しでも無くせます。難しいことなら、やる気も起きにくいものですが簡単なことの繰り返しなら、取り組み安いのでぜひ試してみてください。
「使うものか」「使わないものか」をまず分ける
まず、自分にとって「使うものか」「使わないものか」を直感で分別をして行きます。必要だと即座に答えが出ないものの多くは、不要なものに当てはまることも知っておきましょう。何となく引っかかりがあるものなら、保留にしていても構いません。
1つ買ったら1つ捨てる
たとえば、洋服を1枚買ったらその都度、着ない洋服を捨てるようにしていくと、所有物を増やすことなく自分に今必要なものだけに囲まれた暮らしを維持できるようになります。捨てないでいると、またもったいない精神が湧いて来て「着ないけれど、またいつか着るために取っておこう!」となってしまいます。
新しく買った直後は、これまで持っていた物に見切りをつけやすいチャンスですので、このタイミングに捨てる稽古をしてみましょう。
1日に一つでも捨てる習慣をつける
部屋を片付けられない人に、おすすめなのが1日に一つでも捨てる習慣を目指すことです。たとえば、ダイレクトメール、パンフレット、レシートなら気軽に試せるでしょう。気がついたら財布の中がレシートでパンパンになっていた経験もあるのではないでしょうか?
紙切れ一枚でも良いので捨てる習慣をつけると、そのスッキリした気持ちを維持したくなるものです。
片付ける動作をできるだけ少なくする
片付けるのが面倒に感じるのは、動作が多いためです。引き出しを開け、中の小箱に仕舞うのなら2つのステップになります。小箱を使わず仕切りトレーだけなら、1つのステップになり一目瞭然というメリットまであるので、ぜひ試してください。
導線上に収納場所を作る
玄関やリビング、寝室など導線上での行動を意識して週の場所を決めると、取り出すにも便利ですし、帰宅した際にも片付けやすくなります。
不用品回収業者のサポートを受けてみる
処分するのにあまりにも粗大ゴミや不用品があるなら、不用品回収業者のサポートを受けてみる方法もあります。費用はかかってしまいますが、根本的に部屋の片付けを完了させたい時に手間も時間もかからずスピーディーに済ませてもらえるメリットがあるのは、確かです。
片付いた部屋には幸せが舞い込む
片づいた部屋の心地よさを体感できるようになると、幸せを感じやすくなるメリットも大きいものです。「片付けぐらいで幸せがやって来るなんて!」と思う方にこそ、騙されたと思って実践してみましょう。
物を探したり、浪費したりしている些細な生活習慣の積み重ねから、脱出できると心にゆとりも生まれます。
まとめ
部屋が片付けられなくて苦手意識が強い方でも、ちょっとした片付けのコツを知ると苦手意識を無くして片付けができるようになります。片付けられないと感じるのなら、今一度、暮らしの中で自分の癖や考え方を見直してみませんか?