新型コロナウイルスの感染拡大により、売れ行きが一気に落ちてしまっています。経営がひっ迫している店舗を抱えている悩みは、日ごとにメディアでも拍車をかけるように報道されているのが現状です。やむなく店舗の閉店を決断せざる得ないケースも、残念ながら増えています。店舗閉店を完結させるには、今抱えてる在庫の処分やその後の不用品の処分など頭を悩ます問題を解決しなくてはなりません。
この記事は、店舗閉店で在庫品の処分方法・閉店の片付けや不用品回収・買取を業者に依頼する時のポイントをまとめています。
目次
- 店舗閉店で在庫品を処分する方法
- 店舗閉店前に在庫品処分を計画的に
- 買取処分は実績のある業者がおすすめ
- 不用品回収と買取が両方可能
- 顧客の評判が高い
- 情報管理が厳密で誠実な対応が可能
- 店舗閉店の片付けで困ったら業者を依頼するのがおすすめ
- 業務が忙しく手が回らない
- 大きな荷物を運ぶスタッフが確保できない
- 分別方法が不明で整理できない
- 粗大ゴミとして一括で迅速に処分したい
- まとめ
店舗閉店で在庫品を処分する方法
店舗閉店を視野に入れたら、まず在庫品の処分を考えなくてはなりません。いかにして最終営業日までに少しでも知在庫品を売り切るかがポイントになります。
店舗閉店前に在庫品処分を計画的に
在庫品がある場合には、最終処分セールを開催してできるだけ売り切りたいものです。ただ、最終処分セールの告知にも、チラシ広告に費用もかかるため、場合によってはSNSの活用もあり得るでしょう。店舗の抱える在庫品の種別によっては、早急に売りさばきたい食品・逆に直ちに売れなくても買取業者に依頼できる商品と区別されます。
多くの人にセールに足を運んでもらうことは、店舗を営業していた方にとっても格別な思いがするものです。ただ、すべてが売り切れることはなく、セール後にも在庫が残る時の処分方法も検討しておく必要もあるでしょう。
買取処分は実績のある業者がおすすめ
買取処分をするなら、できるだけ実績のある業者に依頼するのがおすすめです。具体的に抑えておきたいポイントは、以下に記載しています。
不用品回収と買取が両方可能
不用品回収業者、買取業者と別々に依頼をするとそれだけ店舗閉店までの手間がかかってしまいます。同時に対応できる業者なら、不用品回収の費用を買取金額で相殺することができるので、少しでも費用を抑えることができるでしょう。
急を要する場合でも、1社の依頼で済めば対応を素早く進めてもらうこともできるようになるメリットもあります。
顧客の評判が高い
同業者やネットの口コミなどを収集して、顧客の評判の高い業者に買取をしてもらうのが得策です。やはり、同じような店舗閉店の経験をしている方の声は、商品価値を正しく判断できるだけに、適切な査定を行う業者かどうかの判断材料に役立ちます。
少しでも、高く買い取ってもらうことで資金の確保にも大きく影響してくるでしょう。
情報管理が厳密で誠実な対応が可能
買取対象となる在庫品だけではなく、パソコン機器などの買取を依頼する場合もあります。機密情報の管理が適切に行われ、漏えいを防ぐことが厳密に対応できる業者を選ぶようにしましょう。
店舗閉店の理由は、前向きな事情よりも景気の悪化による事情が大半を占めるものです。悪質な業者であれば、正当な価値を認めずその事情から買い叩かれる可能性もあります。できる限り、誠実な対応ができる業者に依頼をするのが賢明です。
店舗閉店の片付けで困ったら業者を依頼するのがおすすめ
愛着ある店舗を閉店しなければならない事情がある時、閉店の片付けすらもスムーズにできにくい困りごとは、起こることが多いものです。以下のような困りごとがある場合には、不用品回収業者の力を借りて一気に店舗の片付けを進めるようにしましょう。閉店が遅々として進まないことで、月々の賃料がさらに発生してしまうこともあるので、時期を逸することなく閉店作業の片付けを進めるように注意をした方が賢明です。
業務が忙しく手が回らない
店舗閉店の予定はあるものの、閉店当日まで本来の業務で手一杯という状況の時も販売業・飲食業・食品販売業などでもあるでしょう。期限までに店舗を明け渡す必要があるので、どうしても片付けは間に合うように進めるためにも、業者のサポートを受ける必要があります。
大きな荷物を運ぶスタッフが確保できない
小規模店舗を営業していた場合、大きな荷物を運ぶスタッフすら確保できないこともあり得ます。個人的に、人手を雇えたとしても事業ゴミの廃棄処分は、家庭ゴミと同じ扱いができないため、整理するにとどまってしまうでしょう。
慣れない作業を行うのに、一般の方を雇うと作業の間にケガをしてしまうリスクもあるので、そういったリスクを避けるためにも専門スタッフの在籍している業者への依頼が安心です。
分別方法が不明で整理できない
事業ゴミにも、金属ゴミ・文書や書類・プラスチックゴミなど分別が必要です。ゴミの分別が正しくできない、分からないことも多々あるものですので、整理すら進めたくてもできにくいのが事業ゴミのお困りごとでもあります。
産業廃棄物・一般廃棄物の扱いに精通している不用品回収業者なら、分別の不安も抱えることなく安心して依頼できます。処分に慎重にならざるを得ないパソコン機器のデータの破棄についても、正しい説明ができる業者が望ましいです。
粗大ゴミとして一括で迅速に処分したい
店舗閉店に伴う事業ゴミは、大型のものから書類など細々したものまでいろいろなものが含まれます。家庭ゴミのように、収集日を待って徐々に出すのでは、店舗の明け渡しや原状回復工事に間に合わない事態にもなりかねません。こうしたさまざまな粗大ゴミを確実に迅速な処理を希望しているなら、不用品回収業者のサポートを活用するのが得策です。
まとめ
店舗閉店など思いもしなかったことが、現実に新型コロナウイルスの影響で起きています。店舗閉店まで済ませるには労力も気力も体力も、そうとう必要とされるものです。できるだけ費用を抑えながらも、迅速に店舗閉店を推し進めるために、より品質の良い不用品回収業者を選ぶようにしましょう。複数社の見積もりから、料金相場、評判の良さ、作業内容の分かりやすさなどを比較してみると、決め手となる業者を見つけ出しやすくなるので、前もって情報収集だけでも進めておくことも大切です。