厨房機器は什器やテーブルを始めショーケースや業務用冷蔵庫などさまざまなものがありますが、処分が必要になった場合、どんな処分方法ならお得にできるでしょうか?また、厨房機器の処分を手間をかけずに早く終えたい事情がある時も考えられますね。
今回の記事は、厨房機器の適切な処分方法をまとめています。費用を安く抑えるには、どの方法が適しているのかは、厨房機器の大きさや種類、数によって適した方法から検討していくのがおすすめです。厨房機器の買取業者を探す際には、どんなポイントを抑えるとより高く買い取ってもらえるかも合わせてご紹介しています。
厨房機器の処分方法
飲食店を経営していて買い替えや閉店、転職などいろいろな理由で厨房機器の処分に迫られると頭を悩ますことが多いものです。厨房機器の処分方法は主に以下の4つがあります。
粗大ゴミで捨てる
調理器具、ガス台、ガスコンロ、電子レンジ、食器乾燥機などのサイズであれば粗大ゴミでの回収も可能です。自治体ごとに処分の手順や料金が違うので処分前に確かめておきましょう。
- ガスコンロ 500~600円
- 食器乾燥機 400~800円
- 電子レンジ 400円~500円
上記は、厨房機器を粗大ゴミとして回収する際の費用です。概ね、数百円で済むので安く処分できる方法としておすすめです。しかし、複数の厨房機器がある場合には自治体の粗大ゴミ回収といっても、数が多くなればなるほど料金が加算されるようになってしまうため、一概にお得とは言い切れません。また、大型の厨房機器の場合は粗大ゴミで回収してもらうことはできません。
ポイント
- 粗大ゴミ回収を利用するのは、厨房機器の数が少なく自治体が対象としている品目のみならお得!
- 数点だけを処分したい時に粗大ゴミの対象となる条件を満たしている厨房機器なら安く処分ができる!
不用品回収業者に依頼する
自治体の粗大ゴミ回収だけでは片づかない厨房機器がある場合には、不用品回収業者を利用した処分方法が便利です。不用品回収業者であれば、基本的に回収対象外となっているもの以外ならすべて回収可能です。当然ですが、厨房機器も対象となっているため一度で回収作業が済むので効率よく片付けることができます。
業者次第で、厨房機器の回収費用は異なるので見積もりは欠かせません。たとえば、作業台・オープン・フラフライヤー・流し台などの金属系のものは1点で4,000円と設定している業者もあります。業務用冷蔵庫・製氷機・ショーケース・コールドテーブルなどの冷蔵庫系の厨房機器は、1点10,000円です。他には、金属と非金属で料金をまとめて算定する業者もあるので、算定方法のあらましは知っておく必要があります。
1点ごとに料金が設定されている業者の場合には、出張費やそれ以外の基本料金が発生しないかをあらかじめ確認しておきましょう。また、単品の費用が安い業者でも出張費や基本料金などが加算されると結果的に割高になるケースもあるため、見積もりを必ず複数社でとるようにするのが重要です。
ポイント
- 年式や状態、故障に関係なく不用品回収業者は、回収してくれるので便利!
- 業者間で厨房機器の回収料金が異なるため、事前に見積もりを取る手間はかかる!
- 急いで厨房機器を処分したい時にも間に合わせてくれる!
買取業者に依頼する
コンディションの良いものであれば、厨房機器は買取業者も多数存在しているため、査定を受けてみるのもおすすめです。
買取方法は、出張買取・店頭買取・宅配買取と3つあります。ただ、厨房機器は大型で重量があることから出張買取のみとしている買取業者が大半です。出張買取だと、エリア外になると利用できない問題がありますが、買取業者の中ではたとえば厨房機器買取センターは全国対応なので安心して依頼できます。
出張買取の際に、個人はリサイクルショップの出張買取を利用する際には無料査定ができるかが気になるところでしょう。厨房機器の出張買取では査定料は無料であっても、大型の機器で搬出に負担がかかることから搬出料金を設定しているところがあります。搬出料金を負担してでも高価買取が期待できるところであれば、お得に利用できるでしょう。
その他、買取金額によって現地で支払い、または後日振込に対応している業者があります。この際、振り込みにかかる手数料は依頼者の負担になる業者もあるので注意してください。
もしも、厨房機器の買取査定額がつかなかった場合には、回収にも応じてくれるのかも確認しておくと便利です。数点だけ値段がつかなかった機器が残ると、また新たに別の方法で回収を依頼しなくてはなりません。
ポイント
- 買取業者は、買取の点数・搬出料の有無・査定額がつかない時の回収の有無・キャンセル料の有無で比較を!
一括査定が可能な厨房買取査定君を利用すると、自分の条件にマッチする業者を選びやすくなります。少しでも高く買取してもらうためには、複数社から絞り込むのが賢明だといえるでしょう。
オークションで売る
買取業者を利用するよりも高く売りたい場合には、ネットオークションで売る方法もあります。オークションでは、想像以上に厨房機器はよく出品されているので、それだけ売れる可能性もあるわけです。
たとえば、ヤフオクの厨房機器のカテゴリでは、ありとあらゆるものが出品されています。作業台・冷蔵庫・冷蔵ショーケース・コンロ・製氷機・フライヤー・スライサー・シンクなどある機器ごとに多数出品されているので、お手持ちの厨房機器と同等のものが、どれくらいの値段で落札されているかを調べてみるものおすすめです。
ポイント
- 厨房機器を早く処分しなくて良い時、高値で落札される可能性があるのでおすすめ!
- 送料の負担や梱包方法はあらかじめ考えておく必要がある!
まとめ
厨房機器の処分方法は、処分する厨房機器の数・処分しなかればならない期限・処分のコストなど事情に応じて適切な方法を選んでみてください。できるだけコストを抑えるためには、買取業者を活用するのが断然おすすめです。しかし、買取対象にならない厨房機器の処分が進まない時には、不用品回収業者であればすべてまとめて対応してもらえるので一気に片付けてもらえます。